今年も行ってみました。
秋葉原の損保会館で行われております 第19回 真空管オーディオフェアです。
1階は毎度ながらの展示・販売会場となっております。
相変わらずの盛況ぶりですが、パーツ関係は以前より充実感が無くなったような気がします。
今年はフォステクスも新たに参入です。
PARC AUDIOのブースです。
橋本電気、アストロ電子企画のブースです。
橋本電気のトランスの展示です。
TANGOも無くなりましたので、橋本トランスにはつい目が行ってしまいます。
トライオードのブースです。
テクソル、YSTのブースです。
他にも各社の展示、デモがありましたが特に目新しい物は無かったように思います。
気になったのは、KT88のプッシュで100W以下の電力で動作させるなんて試みもありまし
た。 当然、B級動作に近い動作になりますが、音質落とさずで電流をどこまで下げられるか実験
するのも面白いかも知れません。
実は真空管アンプは考えられている以上に省エネなのです。 半導体アンプですと出力50W以上
のアンプは普通で、消費電力も200W以上はあり大食いです。 A級アンプに至ってはおよそ省
エネとは無縁の世界です。
また、真空管自体は古いデバイスで今後も国産で作られることもありませんが、展示された完成品
アンプは殆ど海外製です。
パンフレットにも書かれておりましたが、確かに長いデフレと国内製造力の低下が懸念されるとこ
ろです。
この真空管オーディオフェアは本日(10/14)まで行われております。