8cmのバックロードと言うことで今回はスワン型を製作予定です。
長岡式バックロードでは著名ですので今更と言うことでもありませんが、実際には試聴した方も少なく話しのネタ
程度のものになっているのが実情かと思われます。
このスワン型には幾つか種類がありますが、8cmではフラミンゴが良く知られています。
スワン型はどちらかと言うと広い部屋用で、床面積が意外と大きく、後面開放型ですので背後の壁との距離等で
音質が変わります。 また左右のスピーカー間が広い方が持ち味が生かせそうなスピーカーです。
フラミンゴは基本的にスワンと同じ設計思想で作られていますので、小型になったとは言えやはりセッティングは
広い部屋の方が有利そうなスピーカーです。
調べますと、8cm用にフラミンゴより床面積が狭く前面開放型の「カイツブリ」というものがありましたので、今回
はこれを追試してみたいと思っております。
要するに、小型でバッフル最小の点音源の良さというものを体感して見たいというのが今回の主目的となります。
今回使用するカット材が届きました。
材料もカットして貰えますし使用材料も少ないですから製作そのものは容易です。
スピーカーは作ることには全く問題ないのですが、問題は置き場所なのです。 作り始めたら最後、部屋の中は
直ぐにスピーカーの箱だらけになってしまいます。
アンプも作りだすと似たようなことがおきますがスピーカー程ではない。 ですので、もう大きなスピーカーは作り
たくは無く、音場感の優れた小型のシステムがあれば由としたいというワケなのですよ。