今回は本体部の組立です。
カイツブリの音道は3つの部屋に分れているため高い工作及び精度が要求されます。
この部分で寸法のズレが僅かでも生じますとその修正にはかなり手間が掛るか最悪、ズレたまま修正不可となっ
てしまいます。
特に側面板、天板、底板を取付た時に隙間、もしくは直角が出ない等の無いように仮止め時にチェック、修正を
行っておきます。
また、音道部で音漏れが無いようキッチリとクランプ、ハタ金等で締め付けてボンドで接着します。
更に、釘もしくは木ねじを併用すればかなり強固なものになります。
上面から内部を見てみます。
組立後、寸法に狂いが無いか念入りにチェックします。
スワン系のスピーカーはバックロードの中でも内部構造が複雑ですのでどうしても工作難易度は上がります。
ですので、工作道具は金槌一本で作ろうとしてもそれは無理ですよ。
さて、この本体部二組分をここまで作って今回は取りあえず終了です。