ような硬貨が1枚混じっておりました。
ちょっと見たところでは1円玉のようですが、良く良く見ますとこれが何と中国硬貨なのです。
貯金箱の中の1円玉は全てお釣りとして貰ったものなので、どうやらこのまま流通していたもののようです。
本物の一円玉と比べてみましても確かに良く似ています。
1円玉の外形寸法は20mmありますが中国硬貨は19mmと少し小さくなっています。
厚みは1.5mmに対し中国硬貨は1.8mmと僅かに厚くなっています。
1円玉の重量は1gあることが知られていますが、中国硬貨は1.1gあり僅かに重くなっていました。
材質は見た目はアルミのようですがどうも質は良さそうには見えないです。
裏面を見ましても何となく似たようなデザインとなっています。
これは確かに間違い易いですね。
さて、これは一体何かと調べましたら、中国の1角硬貨であることが分りました。
中国のお金の単位は元で知られますが、角の単位は元の1/10となるようです。
現在の為替レートで1元は約16円位ですから、その1/10で1角は約1.6円となります。
従いまして、このまま日本国内で1円として使ったら割は合わないことになります。
中国⇔日本間の旅行客がそのまま使った可能性が強そうですが、それにしてもまぎわらしいですね。
1円とは言え見事に騙されました。 皆様もお気をつけ下さい。