10年ぶりに差動ラインアンプの見直しを行います。
前作はゲインも丁度良いことから長々と使ってきましたが、古くもなりましたので新規更新したいと思います。
このアンプは2球式のプリにしては仰々しくサイズも大き過ぎましたので、今回はコンパクトに纏めることにしまし
た。
今回は電源トランスにRコアを用いています。
このタイプのトランスはリーケージフラックスがEIコアより少ないので大変使い易いものです。
電源部はトランジスタを用いたリップルフィルター回路を採用していますが、トランスに合わせて電源回路の定数
は変更しています。
製作工程は毎度同じですので省略していますが、今回も自作ケースを使用しています。
基板も出来て既にケースに組込み済みですので後は配線すれば終了となります。
回路的にもシンプルで使用する球も定数を変更すれば色々なものが使えて大変具合が良いものです。
調整、測定を終えればまた暫く使えるでしょう。