Quantcast
Channel: 音楽と何でも手作りの部屋 Room314
Viewing all articles
Browse latest Browse all 173

明けましておめでとうございます。

$
0
0
去年訪問して下さった方、コメくれた方、ファンポチしてくれた方

本当にありがとうございました。



昨年も記事にも書いていない修理品が多く新規製作品が少なくなってしまいました。

最近でも40年も前の古い半導体アンプを修理、復元しまして、この当時のアンプでもまだまだ現在でも通用する音が出てきて驚くことがあります。  

古いものは部品の供給も無くなって無くなって探しても同じものは見つかりませんので代替品となりますが、今ではこの代替品すら無い状況にあります。  

真空管から半導体アンプに移行する時 「真空管はいずれ無くなるから半導体アンプにすべきだ」 と、とある評論家が雑誌に書いてあったことを覚えていますが、実際に部品が無くなったのはその半導体アンプの方でした。
真空管は無くなるどころかギターアンプ需要のお陰で未だに供給され続けています。

現在では古い半導体は最新のものに置き換えて修理するようになりますが、部品の質は当時とは違いますので全く別の音になってしまいます。 オリジナルの音に拘らなければ、これがうまく最新の部品に置き換えられますとアッと驚く音に変貌します。
元のオーナーの方もビックリで、手持ちの比較的新しい高額のアンプより音が良いと言いだします。
直した時もオリジナルの音は再現出来ないもののそれなりに良い音だとは思いましたが、結果的に大変喜ばれました。 
こうなりますとアンプの進化って何なのかと考えてしまいます。 

真空管は回路的には出尽くしたようにも思いますが、まだまだ色々工夫してオリジナルなものを製作される方も多いようです。 
50年前のQUADも試作しますとまだまだ現在でも通用する音が出てきます。 復刻版もQUADから販売されていますが大変高額ですので試作する価値は十分にあると思っております。

そのようなことで、アンプにつきましては余り流行り廃りに拘ることなく作るなり選ぶなりすれば良いと思っております。 但し、古い修理品はかなり傷んだものが多いですから本格的に直しますと意外と費用は掛かります。
その古いアンプにどれだけの思いがあるかどうかで買い替えするかどうか決めれば良いかと思います。


さて、今年はスピーカーの製作を予定しています。
現状のセットも古くなったことと、ユニットの修理も打ち切られ代替品も出てきませんので新規更新を考えています。

楽器関係は修理記事を増やしたいと思っています。  楽器関係の器材はどれも高価ですから直すことも視野に入れないと懐には優しくなれませんので参考になる内容のものにしたいと考えています。 
 

と言うことでこれからも、このブログを宜しくお願いします。


皆様にとって今年が良い一年でありますように。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 173

Trending Articles