今回のライトボックスの回路図です。
特別なものでもなく普通の照明器具と同じで、FL-10Bを3灯点灯させるようにしてあるだけのもの
です。
インバーター点灯式でグローランプは使いませんので配線はかなり楽になります。
と言うことで、写真は手持ちの有り合わせの端材のベニア板上に組み上げたものです。
製作は容易ですが、反射板は必要でアルミ板でもアルミ箔でも良いので必ず取り付けておきます。
紫外線の反射効率を上げるためには、このアルミニウム反射板を使用する方が効果があります。
このままでも何らかの脚部を設けるか吊り下げるかして、ともかく本体を逆さにした状態でその下に置い
た感光基板にライトを照射すれば露光させることが出来ます。
しかし、まだ光が漏れますので適当な段ボール箱等で覆えばかなり安価なライトボックスが出来上がると
思います。 発熱につきましては露光時間が短いので問題にならないでしょう。
実際にはライトボックスより原稿と感光基板を密着させることの方が大事で、専用のクランプを用いた方
が良かったりします。 後は工夫次第と言うところでしょうか。
配線が終了したところで点灯テストを行います。
で、問題なく点灯しました。
露光距離、露光時間、露光ムラは実機で幾つかデーターを取って調べて行く必要はありますが、余程大き
な基板でも作らない限り普通に使えそうな感じです。
さて、これにタイマー回路を加えます。 タイマーは必須です。
これには手持ちにキッチンタイマーなりオーディオタイマー等があれば代用させると良いと思います。