前回のクオード22はシンプルでユニークな回路でなかなかの音を出してくれていますが、アナログ再生
用のプリアンプにつきましてはもう一台作っておきたいと思っています。
管球式のプリアンプの名器としてマッキン、マランツ、クオードの他に知られるものにもう一つサイテー
ション(Citation)があります。
サイテーション儀燭魯罐法璽な回路の9球式プリアンプで、球数も多く且つ複雑なものですが現在でも
中古市場でたまに見かけることがあります。
また、同社の製品の中ではプリアンプのサイテーション厳燭魯ットとして売られたものですが、国内で
は販売されたかどうかと言うこともあってか中古市場ではあまり見かけることも少ないようです。
特に本機がキットである以上、だれが作ってもキチンとその性能が保証出来るものでなければ世には出せ
ませんので、それなりの自信があってのものだろうと思われます。
このサイテーション儀拭↓厳燭箸皀ぅ灰薀ぅ供爾錬鈎覆裡達辧檻裡瞳燭鮑陵僂靴討い襪里特徴ですが、
基本的にイコライザーはCR型が好みで、今回はキットでもあったことから再現性という点からも厳燭
方を製作してみたいと思っています。
名前こそサイテーとついていますが名器として知られるもので、今回は模倣品製作となりますのでイミテ
ーション厳燭噺世Δ海箸砲覆襪もです。
サイテーション厳燭錬教綣阿離廛螢▲鵐廚如■鈎覆裡達辧檻裡瞳織ぅ灰薀ぅ供爾慮紊縫侫ルター、トー
ン回路及びフラットアンプの構成となっています。
上図は3段のCR-NF型イコライザー部の回路図です。
初段部は2段増幅回路のネガポジの組合せによる帰還回路となっています。
これは正帰還を加えることによって裸利得を大きくして、ゲインの増加分だけ負帰還を多量に掛けている
ようです。
次に低インピーダンスでCRイコライザ回路に送られ、3段目はP-G帰還回路で増幅され、トーン、フ
ィルター回路に送られます。
トーン、フィルター回路は使用頻度が少ないのでこれは今回も省略しようかと考えています。
イコライザーだけ作っても良いかと思いますが、少々ゲイン不足で調整用にフラットアンプをつけてアナ
ログ専用機とする予定です。
電源部は今回もMOSFETによるリップルフィルター回路を用います。
B回路のフィルター部は厳重にします。
ヒーターは直流点火でトランジスタによる簡易な定電圧回路としていますが、これは手持ちの部品の都合
だけの理由です。
いずれも整流ダイオードはSBDの使用を考えています。
と言うことで、今回は慌てて製作することもないのでゆっくりと進めていく予定です。