秋葉原で電子部品を販売する「鈴商」が閉店してしまいました。
今月に入ってから2回ほど行って見ましたがなぜか店が閉っていました。
日曜日は営業日なのでおかしいとは思っていましたが、何と実店舗の営業を11月29日で終了していたのです。
これには何の前触れも無く突然の話に大変驚いてしまいました。
何しろこの店との付き合いは長く、今でもこの店無しでは趣味が成り立たない位にお世話になっておりましたから
ショックは大変大きいのです。
「鈴商」は神田明神下交差点近くのアキバの中心から少し外れた、今では考えられない位に人通りの少ない処
にあり、昔からかなりマニアックな店でもありました。
この近くには信越電気商会(現在の秋月電子通商)があり、電子パーツに関してこの二つの店はアキバでは外
せないものとして必ず立ち寄っていました。
この「鈴商」の創立は昭和60年(1985年)とありますので秋月電子(1970年)よりは新しいですが、電子パー
ツ特にジャンク関係は充実していました。
古い電子機器、オーディオ機器の修理には無くてはならない店なのです。
ちなみに公式HPを見て見ますと、
「営業のご案内。
12月より通信販売のみ営業になります」 と、実にあっさりしています。
店内には何のお知らせもありませんでしたから、まだ知らない方も多いかも知れません。
閉店理由は付近の大規模再開発とはどうも関係無さそうですが、これもやはり時代の流れでしょうか。
実店舗は無くなりましたが、通信販売はまだ続けますので廃業ではありません。
しかし、あの店の雰囲気はとても良かったのでとても残念です。
ニュー秋葉原センターにあった国際ラジオも昨年5月に突然の廃業でしたが、古き良き時代だったアキバも年々
変わっているようです。