今回のシャーシーはどうするかと言うのがあります。
いつもですと完全自作となりますが、製作難易度が高いこと及び電動工具もそれなりに利用しないといけません
ので、市販品で具合の良いものがあれば特にこれに拘る理由もあるワケでもありません。
調べて見ましたらボンネットシャーシーがまだ市販されていましたので今回はこれを利用することにします。
このボンネットケースは鈴●堂でもSUシリーズとして扱っていましたが今は店もなくなってしまいました。
唯一、LE●D社のMKシリーズだけが今でも販売しています。
このシリーズにはサイズ的には丁度良いものが無かったのですが、どうも暫く見ない間にMK-380 (W380×
H180×D230 ) が加わっていたようです。
この380サイズは実用性を含め、色々と使い易いので速攻で決定です。
MKシリーズは彼此もう45年以上販売されている大変息の長い製品で、昔からアマチュアには馴染み深いもの
です。
オーディオ用としては管球アンプの他、半導体アンプや電源ボックスとしての利用が主です。
MKには300、350、400の3サイズのものがありましたが、管球アンプには350では小さくて400では大きい
と言うのがこのシリーズの一番の難点だったので中間のサイズがあると大変具合が良いのです。
デザイン的には普通のボンネットケースで特に高級感があるワケでもありませんが実用性は高く、このパンチン
グメタルのボンネット(t=0.8 鉄板)は単体でも欲しいものです。
例え、シャーシーが使えなくなってもボンネットはまだまだ使えますので利用価値が高いのです。
アンプの保護は勿論ですが、特に移動時の持ち運びには便利なものです。
MKには底蓋(t=1 鉄板、ゴム足付)もついておりますし放熱穴も開いてます。
シャーシーの板厚も1.5mmあり強度も十分です。
見た目は何の変哲も無い昔ながらのケースですが、現在でも販売されている超ロングセラー商品であり、それに
はそれなりのものがあると言うことなのでしょう。
・・・・どうも古いものばかりの組合せになってしまったようです。