さて、Quad22 イコライザーのその後の進捗状況ですが、取りあえず配線が終了しました。
見た目は前回と余り変わらないようですが、これでひとまず製作作業は完了となります。
配線を再度チェックして間違いが無ければスイッチONで、素早く各部の電圧を測ります。
今回の電源部の回路図と電圧測定結果です。
今回の主回路図と電圧測定結果です。
各部の電圧はほぼ当初計画通りに仕上がったようです。
供給B電圧は220Vと低めですが、イコライザーのEbbは180VとQuad22のオリジナル通りと
してあります。 回路定数もそのまんまQuad22です。
測定結果では左右Chとも大きな差も無く球のバラツキ程度のものでした。
これで入出力配線に間違いが無ければ取りあえず音出しは可能となります。
仮にテスト信号を入れてみますと正常に信号は出力されますので、まずはアンプとしては動作しているよ
うです。
パワーアンプに接続してノイズのチェックを行ってみます。
アースの引き回しが正しければ残留ノイズは最小となるはずです。
残留ノイズチェックの結果では気になるようなハムノイズは確認出来ませんでしたので、配線の大きな修
正までには至らないものと思われます。
但し、夜間ですのでもう少しレベルを上げないと詳細はまだ分かりませんが。
と言うことで、夜遅くなりましたので本日はここまでです。
さてさて、管球プリアンプはこれからが本当の勝負なのです。
コイツはそれ程甘くは無いのですよ。
次回以降はじっくりと腰を据えてランニングテスト及び諸特性の測定、調整作業に入ります。